メディア戦略を模索する中で新しい発想力のある(株)リプレイと出会いPRを依頼
MOLp®︎とは、三井化学グループが100年以上にわたって、継承し、培ってきた素材や技術の「機能的な価値」や「感性的な魅力」を、あらゆる感覚を駆使して再発見し、そのアイデアやヒントをこれからの社会のためにシェアしていく活動です。設立のコンセプトである 「感性からカガクを考える ~Fusion of Intuition and Science~」をテーマに、社会・ヒトと素材の新しい関係性について模索しています。
MOLp®︎の活動の中で、研究者たちの自由なアイデアと創造性から生まれた新しいプロダクトや素材の魅力について発表する場として生まれたのが「MOLpCafé」という展示会です。
「MOLpCafé」は、MOLp®︎の活動で生まれたプロダクトやアイデアを社外へ発表し、研究者が外部の人たちと生で交流できる場にしたいという思いから始まりました。
ただの製品の展示・発表の場にはとどまらず、来場者に素材の魅力を体感してもらう仕掛けで、より広い視野で素材の魅力を感じてもらえるよう工夫しています。化学の知識レベル関係なく体感してもらうことで様々なバックグラウンドの方や幅広い世代とのコミュニケーションのきっかけが生まれることを目指して開催しています。
展示会を通して、より多くの人へ素材の魅力について知ってもらうためには、今までのメディアリレーションに加えて、新しい切り口のPR・メディア戦略が必要だと考えました。従来とは異なる多角的な視点から効果的なPRアプローチはできないかと模索をしていました。
今まで素材に馴染みのなかった世代や業界にも素材の魅力を伝えるためには、具体的にどうしたらいいのか、新しいPRの側面となるアイデアがないか様々な業界の方ともディスカッションし、色々な角度から検討しました。
そのうちの一社として相談したPR会社の(株)リプレイは、PRの知識に加え、デジタルマーケティングやSNSマーケティングを含む多角的な分野の専門知識を持ち、それらのデジタルテクノロジー分野とPRの要素を掛け合わせて新しい角度から露出拡大を獲得するというアイデアがありました。
PR会社としての豊富な知識と経験があるので新しいジャンルのメディアへの掲載が見込めたことと、インフルエンサーやSNSの利用など、デジタルを駆使したPRのアプローチができるところが彼らの強みだと評価しました。今まで素材のことをあまり知らず、そもそも気に掛けたことがないような人たちへも広くリーチし、「MOLpCafé」展示会を通して素材やプラスチックに興味を持ってもらうきっかけとなると感じ(株)リプレイに「MOLpCafé」のPRのサポートを依頼することにしました。
SNSを駆使したPRとデジタルコンテンツを制作し、メディアからの関心を高めることに成功
(株)リプレイには、新しいメディアからの情報発信を期待しました。デジタル方面からのアプローチとして、インフルエンサーからSNSを通して「MOLpCafé」を実際に体験してもらい、感じたことを発信してもらう企画をお任せしました。
(株)リプレイは、インフルエンサーの選定から誘致、当日の進行管理やアテンドなど細部まできめ細かく対応してくれました。Z世代に影響力がある著名人に、展示会の瞬間に感じたことをSNSで発信し拡散してもらうという試みも実現しました。(株)リプレイの全面的なサポートによりSNSを駆使した新しい角度からのメディア露出に成功しました。
同時に、今まで露出を狙ったことがなかったライフスタイル系メディアをはじめとした「素材とは少し親和性が低いのではないか」と考えていたメディアへ掲載獲得を試みました。今まで接点のなかったメディアに掲載されることで、素材の魅力について知らなかったり、興味がなかった層へも幅広く知ってもらうきっかけとなります。
「MOLpCafé」が持つ素材へのこだわりや取り組みに対する姿勢、素材の持つ心地よさといった感性へ直接訴えかけるメッセージは、一見関連性が薄いと感じるライフスタイル系メディアでも、そのメディアが興味を持つテーマに情報を変換し、その部分にフォーカスを当てることでメディアに興味を抱いてもらうことが可能となりました。(株)リプレイは私たちの思いを形にするため、スピーディかつ的確に新しいメディアリレーションの構築に向けてアプローチを実行してくれました。
展示会当日も(株)リプレイのサポートによりすべてがスムーズに進みました。まだコロナ禍の開催でしたので会場の人数制限がある中、メディアをお待たせさせてしまうかもしれないという可能性もありましたが、彼らの手際の良さもあり、待たせることはなくスムーズに案内。
メディアとインフルエンサーの進行管理を滞りなく進めてくれました。待ち時間を発生させないように、三井化学と(株)リプレイのアテンドの連携により、滞りなく進めることができ、メディアとの良好な関係構築に成功しました。
結果として、今まで接点のなかったメディアへの露出が実現しました。今回掲載までいたらなかったメディアへも三井化学の素材へのこだわりが伝わり、新しいプロジェクトのご相談にも繋がりました。SNS上との相乗効果から、多角的なPR効果を生み出し、新しい可能性を開きました。
これはまさに、私たちが求めていたPRの結果でした。
スピードとクオリティを両立させて高再生数を引き出すクリエイティブな動画が実現
前回の展示会が好評で、来場できなかった方々から再度開催してほしいとの温かい声も頂き、すぐに次の「MOLpCafé」展示会を開催することを決定しました。時間もなかったため前回実施したPR戦略をもとに、引き続き(株)リプレイにPRを依頼しました。
今回は、特にデジタルコンテンツに焦点を当てた戦略を強化しようと考えました。
(株)リプレイには、「Neoplasticism(ネオプラスティシズム)」という展示会のコンセプトを踏襲した動画とPRプロモーションを計画してもらいました。
時間が限られた中での依頼でしたが、リクエストした出演者のキャスティングから動画制作まで一貫して(株)リプレイに任せることができました。
完成した動画は、「MOLpCafé」での体験を通したリアルな感想が映し出された内容で、
洗練されたクオリティの高いコンテンツに仕上がりました。
この動画は高い再生数を記録し、10分強の長い動画であったにも関わらず、視聴者の離脱率は低く、最後まで見る人が多かったことから、動画の内容が多くの人々の関心を引き付けたと言える結果となりました。
今回の動画を通して「MOLpCafé」のメッセージが社会的関心事に対して広く深い共感を呼び、クリエイティブな表現が強く響いたということが明らかになりました。
プロモーション動画の効果と相まってより幅広い層へ今回のテーマへの深い理解と共感を呼び起こすことができたと感じています。
(株)リプレイはスピードとクオリティのバランスを保った仕事をしてくれるので安心して任せることができました。
新しい素材の魅力を伝えていく発信力をこれからも(株)リプレイに期待
三井化学のオープンラボラトリー活動「MOLpCafé」は、これまでの素材メーカーのコミュニケーションとは一線を画す新しいアプローチとしてメディアからの注目を集めました。
普段、素材メーカーはメディアに露出する機会は少ないので、「MOLpCafé」を通じて素材メーカーの存在を世間に発信することができたことは大きな収穫です。(株)リプレイにPRを依頼したことにより、展示会でのメディアとのコミュニケーションが生まれるきっかけとなり、従来接点のなかったメディアとの新たな関係構築にもつながりました。
これからも(株)リプレイの豊かなアイデアときめ細かいサポートに期待しています。