東邦チタニウム株式会社様

チタン製造のリーディングカンパニーである当社の課題はさらなる「認知拡大」 メディアとのつながりを経て、よりいっそうの広報強化を図る

依頼した背景

当社は、金属チタンをベースにチタン、触媒、化学品の3事業を展開している企業です。なかでも創業当初から続くチタン事業部では、航空機向けに認定された高品質なチタン製品を提供しており、世界有数のチタン精錬メーカーとして責任ある役割を担っています。
こうした企業であることを世の中に認知していただくためにも自社の広報力の強化が必要となり、PR会社数社との面談を行いましたが、当社に対して深い理解を示してくださった(株)リプレイにご依頼することとなりました。


対応領域

・プレスリリース 企画・制作・配信

・メディア誘致

・パブリシティ獲得

・広報イベント企画・実行

・メディアタイアップ

 

どのような形で広報活動をするのが望ましいか、自社だけでアイデアが浮かばない時に、メディアとのコネクション構築をはじめメディア掲載に向けた施策をわかりやすく理論的な説明とともに提案していただきました。
今後の試みとしてもプレスイベントを考案中です。


成果

昨年は当社の事業と親和性の高いメディアの方をお呼びして、次年度の成長戦略と今後の展望に関するラウンドテーブルを開催しました。結果的に主要媒体とのリレーションの構築が実現し、パブリシティ掲載も獲得。当日はイベントの運営、メディア対応等を実施していただき、自社の広報経験や知見を広めることができました。

世界有数のチタンメーカーとして、さまざまな分野のニーズに貢献

東邦チタニウム株式会社は、1953年に神奈川県茅ヶ崎市で創業して以来、原料であるチタン鉱石からチタンを製造しています。

チタンはゴルフクラブをはじめとする日用品から航空機に至るまで、私たちの身の回りの様々なシーンで活用されています。軽くて、強くて、耐久性・耐食性や生体適合性に優れ、経年劣化がほとんどなくリサイクルが容易で環境に優しく、さらに着色性にも優れていることから、素材としてのポテンシャルが非常に高い金属です。

また、チタンの製造プロセスや関連技術を活用して展開したプラスチック分野の「触媒事業」や電子材料分野の「化学品事業」もそれぞれの業界で製品・開発の活躍の場を広げています。

世界で航空機向けに提供できるチタンメーカーはごくわずか
そこに選ばれた当社のことをもっと世の中に知ってもらいたい

当社のチタン製品が航空機のエンジンや機体部分の原料として認証されていることは、当社にとっての強みです。なぜなら、航空機の安全技術レベルは非常に高度なため、常に安定した高品質の材料を提供することができなければ、その認証を取得することができないからです。

当社は世界に認められる高品質の材料を長きにわたって提供しているからこそ、お客様から信頼されるチタンメーカーのリーディングカンパニーとしてあり続けることができると考えています。

また、チタン事業をベースに展開した「触媒事業」、「化学品事業」、そして新たに開発テーマを扱う目的で発足した「新素材事業」についても、まだ紹介できていない当社独自の技術や製品ラインナップがあります。

このような背景を踏まえ、まずは当社の認知を図っていくことが課題となり、しっかりと着実に広報を行なっていくことを意識しました。

広報パートナーとして(株)リプレイを選択した理由は
「当社への理解の深さ」

広報を強化しなければいけないことは十分に理解していても、社内に広報のプロフェッショナルがおらず、何からはじめたら良いのかわからない状態でした。

そこでPR会社をいくつか選定させていただいたのですが、(株)リプレイは他社に比べて当社への理解が深く、状況把握もスムーズでしたので、伴走のパートナーとして適しているのではないかと思い、採択させていただきました。

段階的に何をすべきか適宜提案があり、実行までスムーズに行える

話しやすさ、相談のしやすさも、課題解決にとって大事なファクターとなります。

(株)リプレイは着実に現状の課題整理を行なってくれたり、足並みを揃えて広報戦略の立案のみならず実行までをサポートしてくれるので心強いです。

広報の基本業務としてのプレスリリースに関しては企画の段階から提案をいただけます。

また積極的にメディアと関わる施策として、当社では初めての試みのラウンドテーブルを企画していただき、いわゆるターゲット媒体の方々と直接お目にかかれるシーンで当社の事業展開等のお話しをさせていただく機会を設けることができました。

こうした経験は、当社の広報的知見を蓄積させていくためにも、非常に勉強になったと思っています。

東邦チタニウムのこれからに向けて、継続的な広報活動が重要に

チタンの限りない可能性を活かして品質の高さを維持しながらさまざまな産業の発展に寄与し、また、CSRの観点からも環境に配慮した素材の開発を進めていくことも重要課題ととらえています。

触媒事業では、加工性、リサイクル性がありサステナブルで地球に優しいポリオレフィンに適した製品の製造・開発で社会に貢献しています。このように当社の独自技術を活かし、豊かな社会づくりを推進していきたいと考えています。

今後の予定として、チタンの有用性や当社の高品質な素材をもっと皆さんに知っていただけるよう、当社の起点である茅ヶ崎工場のプレスツアーも企画しています。

広報活動は今後も継続的に行う必要があると考えますので、さまざまな広報アイデアを持つ(株)リプレイとともに積極的に行なっていきたいと思います。

東邦チタニウム株式会社

日本に2社、世界でも数社しかないスポンジチタン製造技術を有する東証プライム市場上場のグローバル素材メーカー。
「夢の金属・チタン」の大きな可能性を求めて、金属チタンの専業メーカーとして1953年にスタートし、
現在は、金属チタンの製錬過程で得られる中間原料や製錬技術を応用し、世界でも有数の技術を誇る触媒・化学品事業を創出。
チタンと関連技術の限りない可能性を追求し優れた製品とサービスを提供し続けることで持続可能な社会の発展に貢献しています。

金内 聡生

PRアシスタントプロデューサー

金内 聡生

広告制作会社へ入社後、約5年ほどフロント業務と制作ディレクションを担当。 メインのクライアントは大手エネルギー会社でWebサイトからパンフレット、販促チラシなどの企画業務から携わる。 リプレイジョイン後、プロモート資料作成、メディアプロモート他、リサーチ・分析業務などを担当。

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