朝日奨学会の制度を利用して、自分の夢や目標を叶えてほしい
朝日奨学会の奨学金制度は、給付型奨学金で、ASA(朝日新聞販売所)で朝刊・夕刊の配達などの仕事をしながら大学や専修・各種学校に進学するための学費や入学金を支給しています。
在学中も卒業後も奨学金の返済は不要で、安心して進学することができる制度です。
志望校の授業時間、必要な学費に合わせて4つのコースがあり、入学時納付金を支払うタイミングで将来支給される予定の奨学金を前借りすることができる学費貸付制度も用意しています。
また、勤務先のASAが無料の宿舎を提供し、毎月の給料をお支払いしますので、学業と生活をともに自立して進学ができるサポートシステムとなっています。
夢や目標を持っていながらも、経済的な理由で進学を諦めなくてはならないという方は毎年少なくありません。
しかし、この朝日奨学制度を利用して自分の夢を叶えた奨学生をこれまでにたくさん輩出しておりとても歴史が深い制度です。
私自身もこの制度を利用したOBであり、大学を卒業できたことに感謝しています。経済的な理由で進学を諦めなくてはならない学生に、この制度を利用して自分の夢を叶えてほしい。
そのためには、朝日奨学会の制度がどのような制度なのかもっと知ってもらうこと、必要としているユーザーにWeb上でもきちんと届けることが課題だと感じていました。
新聞奨学制度には多くのメリットがある一方で、仕事と学業を両立するという大変な面もあります。現役奨学生の声や、OB/OGの声を届けることで、利用を検討しているユーザーの不安の解消や、申し込む前に想像していた生活のイメージと利用後の生活の不一致による期待値のギャップを少しでも減らせるように、Web上で適切に情報を伝える事が必要だと考えていました。
今ある姿を大きく変えることはリスクが高く、動画やコンテンツを増やしても費用対効果が見合うのかわからない、という中で(株)リプレイの提案は、「リスクを最小限に抑えて、広告運用およびLP制作を実施することでプロモーション施策を改善しましょう」というシンプルかつ効果的だと感じる提案でした。
多数の企業の提案の中から、このような明確な提案をしてくれたのは(株)リプレイのみで、このようなアプローチができるのも、エビデンスや分析に基づいた課題解決をしてきた実力があってこそなのだろうと期待が持てました。
高品質なサイト分析レポートにより可視化された課題解決施策の実施
Webページを改善していこうという方向性は決まっていましたが、(株)リプレイに依頼する前は、どこをどう変えて行けば改善が見込めるかわからず、まずはどれくらいの問い合わせや資料請求があるのか、サイトの月間アクセス数はどれくらいなのか、どのようなユーザーがサイトを訪問しているか等、現状把握をしようと試みましたが、難しい壁があり把握ができずに困っていました。
その部分も(株)リプレイにサポートを依頼したことで、GA4を用いてサイト内ユーザーの行動を細かく分析し、可視化されたデータレポートの提供と報告会を開催してもらうことで、正しく現状把握ができました。
ユーザーへ情報を正しく伝えるための改善点がわかりましたので、その分析結果に基づいてユーザーにとって最適なサイトへするためのリニューアルを依頼しました。
(株)リプレイのサイト内ユーザーの分析レポートは非常に充実度が高く、このレポートを見るだけで状況がよくわかり、判断がしやすいと上司からも評価が出ています。その結果、社内での決断スピードも早くなりました。当社にとって必要な形で可視化して提供してもらっているのでとても助かっています。
依頼して改めて実感しましたが、この領域は専門知識が必要で誰にでも簡単に扱えるものではなく、分析のプロでないと難しく、社内にはない知識でした。
サイト内ユーザーの分析結果に加え、競合調査も含めたサイトリニューアルをしてもらうことで、ユーザーにとってわかりやすい設計のWebページへの改善が実現しました。
LP制作をすることで資料請求のCPA削減が実現しリード育成に成功
また、毎月の資料請求のCPA(※1)改善をしていく施策として提案してもらった新しいLPを制作することにより、Webページとは別にプラスアルファで情報発信ができるようになりました。(株)リプレイに制作いただいたLPはユーザーにとって必要な情報が全て網羅され、サラッと読めるとてもわかりやすいページです。
Webページの情報はページ数も情報量も多いため、情報を探したいユーザーにとってはページを遷移することも多く、必要な情報に辿り着くまでに時間がかかるということがあります。それにより、情報に辿りつけず離脱してしまうユーザーがいるという課題もありましたが、LP制作後は資料請求が増加したことから、そのような課題もLPでの情報発信により補強することができていると感じています。必要な情報をユーザーに届けるという目的がLPで強化されていると実感しています。
資料請求のCPA改善施策は成功し、その後も継続して(株)リプレイに広告運用を依頼しています。
※1 CPAとは、Cost per AcquisitionまたはCost Per Actionの略で、「顧客獲得単価」と呼ばれる広告予算の一つの目安です。
LP公開後は、朝日奨学制度の利用を検討されている学生や保護者、教職員方からのお問い合わせの質に変化が現れてきました。以前よりも具体性を持ったお問い合わせが増えてきたのです。
お問い合わせの種類は、利用前提での質問から情報収集など様々ではありますが、LPを見て情報をインプットした上でのご質問だと感じることが増えたという肌感があります。
質問される学生の理解度が上がった事は、個別相談会の反応でも感じることが増えました。参加者と話をしていて、今までよりも朝日奨学制度についての理解度が増したと感じることも増えてきましたので、LPである程度内容を把握してから参加する学生も増えたのだろうという実感があります。
時代の変化にも対応する施策を、これからも(株)リプレイと
朝日奨学制度は歴史が長い制度ですが、インターネットの普及による情報量増加の影響と、選択肢の多様化から今までと同様の手法だけでは学生に興味を持ってもらうことが難しい時代になってきました。
一昔前の学生は、奨学金額が最重要と考えている事が多かったですが、今の学生は奨学金だけでなく、働く環境や住居、人間関係をとても重視しています。
学業と仕事の両立が大変なのではないかという不安や、どんな生活になるのか心配な気持ちはあるかもしれませんが、朝日奨学会の制度を利用して実際に夢を叶えている卒業生はたくさんいます。
このような実態を奨学金の利用を検討している学生にもっと知ってもらい、朝日奨学会の奨学金を利用することで明るい未来があることをもっと伝えたいと思っています。
また、資料の入手方法についても時代の変化があります。紙冊子での資料請求がメインだった時代は終わり、紙冊子の利用は減少の一方、Webサイト上での資料ダウンロード数は増加し、今では逆転現象が起こっています。
しかし、紙媒体の要望も残っていますので、紙媒体とWEB媒体を共存させ、うまく活用することで、環境への配慮や認知の拡大に繋がる施策も検討していけたらいいなと考えています。
変化に対応していく事はもちろん重要ですが、変えることでのリスクは極力抑えたい。一気に変えるのではなく、バランスをとりながら、様子を見ながら少しずつ改善する「リスクを最低限に抑えた提案」をしてくれるのは(株)リプレイならではで、他の企業にはない彼らの強みだと思います。